沖縄県南城市の海が見えるカフェ「黒糖工房・青空喫茶 八風畑(やふうばたけ)」

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八風畑で育てた「自家製さとうきび」で「純黒糖」を作っています。

八風畑では、自社の畑で自家栽培したサトウキビを、地釜で煮詰めて作る昔ながらの製法で、「純黒糖」を作っています。 店内では、その作りたての新鮮な黒糖をはじめ、黒糖を使ったケーキやぜんざいなどをお召し上がり頂けます。

※黒糖の製造は火・木・土(製造見学はご自由にご覧いただけます。)

黒糖ができるまで

八風畑のさとうきび畑
八風畑内にあるさとうきび畑や、南城市と南風原町にあるさとうきび畑から、 無農薬栽培しているさとうきびを毎日刈り取って、新鮮なさとうきびを収穫しています。
通常さとうきびの収穫時期は12月~3月末頃と決まっていますが、 八風畑のさとうきびは、年中収穫できるサイクルで栽培されています。
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【圧搾】
刈り取ったさとうきびを圧搾機で圧搾して、さとうきびの汁を絞り出します。
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【清浄】
さとうきびの汁を一番釜に入れて加熱します。
アクと不純物を取り除くために「石灰乳」を投入します。
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【釜炊き】
清浄したさとうきびの汁を、二番釜、三番釜に移し変えて、煮詰めていきます。
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【撹拌】
釜から濃縮されたさとうきびの汁を取り出し、撹拌しながら冷却し、固まらないうちに型に流し込みます。 煮詰める時間や撹拌する時間は、品質に大きく影響するので、そのタイミングが重要です。
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【成形】
固まった黒糖を、切ったり、砕いたり、煮詰めたりして、八風畑の黒糖は出来上がります。
【欄外】
八風畑でさとうきびを育てている「はるさー代表」の赤嶺和雄です。 見かけたらぜひ声かけてください!
※「はるさー」とは沖縄の方言で「畑を耕している人」のこと

黒糖の豆知識

【黒糖の歴史】

 沖縄産の黒糖は、1623年に中国から初めて製造方法が伝わってから、 約380余年の古い歴史をもっているアルカリ性の食品です。
 さとうきびの絞り汁を精製せずにそのまま煮詰めたもので、糖分の他に、 数多くの栄養成分を含んでいるため、近年、自然健康食品として、見直されています。
 沖縄の黒糖は特有の風味があり、お茶請けや家庭料理、お菓子の原料など、幅広い使い道を持っています。

進貢船の写真
  中国との貿易で使われていた進貢船。

【砂糖の分類】

 精製糖や耕地白糖は、すべて近代的な工場で作られ、 遠心分離機で振り分けて結晶を取り出すので、「分蜜糖」と呼ばれています。
 これに対して、さとうきびから搾った汁を、原産地の伝統的な方法で煮詰めてつくる砂糖を、 「含蜜糖」と言います。黒糖はその一つです。
 また、近年では、黒糖に分蜜糖を加えて作る「黒糖加工品」も多く販売されていますが、 八風畑の黒糖は、分蜜糖を加えず、さとうきびの汁を煮詰めて作る、100%の純黒糖を製造しております。 昔ながらの深い味わいの黒糖をお召し上がり下さい。


砂糖の分類

黒糖工房・青空喫茶【八風畑(やふうばたけ)】

〒901-1503 沖縄県南城市知念字知念1319
営業時間:10:30~18:00
定休日:水曜日(祝日の場合は営業いたします)
電話:098-948-3525
駐車場:約30台